「人事を制する者は経営を制す」

部活を通して得たもの


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「ライフラインチャート」を完成させてから、最近よく思い出すことがあります。

それは、高校生時代の部活動です。

私はバリバリの運動部に入っていました。
顧問の先生は、校内一と言えるくらい それはそれは厳しい(恐ろしい)方で、
部内の規律も厳しく、練習も質量ともに厳しい、「厳しい」づくしの部でした。

でも、当時は「キツイな」とか「苦しいな」などと思いながらも、自然と足が
部室に向き、当然のように準備をして、毎日毎日練習を繰り返したものです。

特に覚えているのは、夏の合宿。
朝早くから日が暮れる夕方まで、炎天下のもとひたすら練習に励んだ一週間。
あまりに日焼けしすぎて、差し入れに来た親に別の人だと間違われたことも
ありました。

でも、へとへとになりながらも、みんなで分担して作った料理をおなかいっぱい
食べたり、夜いろいろなおしゃべりをしながら寝床についたり、チームとしての
一体感がつくられていったのもあの時だと思います。

合宿が終わったときの、あの達成感は忘れられない!
自分自身が何かひと回り大きくなったという実感が、その後の自信に
つながって、試合の結果にも現れてきて、すごく嬉しかったのを思い出し
ます。


十何年(?)経って思うのは、あの日々が、心身ともに今の自分の基礎となって
いるということと、一つのことを乗り越えるための「集中力」や、乗り越えた
「達成感」、そして、自分が成長したという実感が、自分自身を強くする糧に
なっていたんだな、ということ。

会社に入ってくる人それぞれ、運動部を経験している人もいればそうでない人
もいますが、大切なのは、最高の集中力を発揮し、仲間と達成感を分かち
合い自己成長の実感を得る経験があったのかどうか、ということだと思います。

もしそれがないのであれば、仕事で経験するしかない。
人生の限られた時間の中で大きな割合を占める「仕事」を通して、集中力を
高め、達成感を得、成長の実感を次の原動力へと変える経験を積み重ねて
いくことなんだと思うんです。

これまでの自分の人生を振り返ってみるのも、大きなヒントが隠れていたり
して面白いですね。

 





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