「人事を制する者は経営を制す」

リーダーシップとESの関係


インターンシップでお世話になってます、土屋です。

今回は
「新任管理職のためのリーダーシップ強化セミナー 
 リーダーシップスタイルとESの関係」
というセミナーのスタッフとして参加させていただきました。

このセミナーも以前と同様、スタッフ兼参加者という立場をとらせていただきました。

私は以前から「管理職」・「ES」というテーマについてとても興味があったため、
今回実際の会場において参加できたことは幸運でした。
というのも、近年問題になった「名ばかり管理職」というものがあったためです。


この問題を機に、私は管理職の実態・範囲・定義とは
どのようなものであるのかということについて関心を寄せるようになりました。

そして「ES」についてですが、インターンシップに参加する以前は知らなかった、
つまりインターンシップを機に知ることとなったものであるため、
今まで知らなかったことに対する知りたいという好奇心が沸いていました。

実際に体験してみて、私のこの2点に対する認識が改められたと感じることができ、
非常にためになったと思っています。管理者といえば言わば上司であり、
一般の従業員にとっては目上の存在で中には上司を恐れる従業員もいらっしゃるかもしれません。

そして、部下に対して、怒ってばかりというのが一般的な管理者ではないでしょうか。
しかし管理者として求められることは、
部下の能力・やる気を引き出すことではないでしょうか。

言い換えれば、管理者はESを生み出す要因ということになるでしょう。
今、管理者の役割はESを引き出すことだと述べましたが、
そもそもESとは何を意味するのでしょうか。

ESとは、従業員満足を意味します。

みなさんが耳にしたことがあるのはCSという顧客満足であり、
ESには馴染みが無いと思われます。

従業員の満足を高めること自体は良いことでしょう。
しかし、ESとは単純なものではありません。

例えば賃金を上げるだけではESの本質を達成することはできません。
実際私も、従業員の満足を一番引き上げるのは賃金であると思っていました。

しかし、今回のセミナーでそれが間違いであると気づくことができたことが、
もう一つの幸運な要素と言えるかもしれません。

最大限にESを高める要素としては
・「従業員が仕事のやりがい・仕事を通しての自己の成長を感じることができる環境」
・「上司や部下、社会や家族などから評価される環境」
・「従業員が自律的に仕事に取り組むことができる環境」
などが挙げられると考えられています。


これらは賃金アップとは違い、
非金銭的報酬と言うことができるでしょう。
この3点は、従業員のモチベーションを常に向上させることが可能ですが、
賃金アップは継続して従業員のモチベーションを向上させることはできないというのです。

私は以前から賃金ほどモチベーションが上がるものはないと考えていただけに、
驚きを隠せません。この3点の整備によってES・モチベーションが向上すると、
企業により多くの貢献がされ、より多くの利益がもたらされることでしょう。

というのも企業に自分の活躍ぶりが性格に評価されるためです。

自分の意思による活躍が企業に貢献していると感じることができ、
かつそれが自己の成長に繋がっているのですから一石二鳥と言えるでしょう。

これからの日本企業は激動の時代を迎えることでしょう。

このような中で、企業・管理者に求められるのは、
これら3点の要素を満たした「仕事を楽しいと感じる」
従業員を育成することになるのではないかと考えるようになりました。

このブログ記事で、私のインターンシップは全日程を終えました。
開始当時は緊張していたりと不安でしたが、
職場の皆さまのフォローもあり、最後には楽しく終えることができました。
普段は特別な経験をしない私にとって、
このインターンシップはとても貴重な経験となりました。

この経験を生かすために、これからも精進していきたいと思います。
ありがとうございました。

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-強い組織を創る-
有限会社人事・労務さんで
ESマネジメントのセミナーをやっています。
http://www.jinji-roumu.com/es/leader_new.html






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十五夜


今日も暑かったですね。

ですが、夕方の風をみると、
確実に秋が近づいていることが肌で感じられました。

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お彼岸過ぎれば秋、といいますが、
明日は雨の様子。秋が一層深まるのでしょうか。


月を見ても然り。

スカイツリーを煌々と照らしていました。

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これをみて思い出したのが、炭坑節。


♪~月が出た出た~ 月が出た~よいよい

  墨田の夜空の~ 真ん中に~

  スカイツリーを下に見て~

  ここまでおいでと 笑ってる~さのよいよい~♪


月を目指して
すくすく伸びているスカイツリー。


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月と一緒に輝きだすのは2012年春。

私の写真技術も伸びているといいな。






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勉強会


先日、専門分野の先生の方々に
士業勉強会という勉強会を開いていただきました。

インターンシップの学生も参加し、感想をいただきました。
ご紹介いたします。

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士業勉強会という勉強会に参加させていただきました。

3ヶ月に1度行われるこの勉強会は
ある議題を説明していただき、
それに対して他の人が質問をして発表者が答えていく、
という形の勉強会です。

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この勉強会をすることにより、お互いの仕事をより理解できるうえに、
今まで疑問だったことが解決できるという、一石二鳥の勉強会です。


今回は税務と労務の話をしていただきました。

この説明会を体験して感じたことは、
専門分野はとても難しいこと、
だけどお話しを聞く限り、とてもやりがいのあるものだと思いました。
いつか話の内容が理解できるよう、頑張りたいと思いました。

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その後、懇親会に行って、
先生方からお話を聞かせていただくことが出来ました。

自分が将来近づきたい職業の先生方だったので、
近づくためには、たとえ2~3年後でも先生方の下で働くのが良い、
というアドバイスをいただきました。

そうすれば、もし資格がなかったとしても、
先生方がやっている分野の職業で役に立てることが
あるかもしれないということが分かりました。

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あたり前ですが、とても立派で
学生にはない考え方があるので、
自分もいつか将来、こういった社会人になりたいと思いました。
また機会があればぜひ、参加してお話を聞きたいと思いました。






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小っちゃいエコ


先日、社内でエコ運動の一環として、
集めたペットボトルのキャップを
NPO法人エコキャップ推進協会に送りました。

そして今日、エコキャップの受領書が届きました。

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送ったキャップの個数は、1,160個。
ワクチンが1.5人分だそうです。

また、累計のCO2の量が、9kg。
これは、累計したキャップをゴミとして焼却場合のCO2発生量です。

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今回はそれだけのCO2を削減することが出来たということです。


この「エコキャップ運動」は、
今まで捨ててしまっていたペットボトルのキャップを
回収してリサイクルに回すことで、
二酸化炭素の発生を抑えると同時に、約800個集まれば
一人の子供のワクチンを提供することが出来るという、
人にも環境にもやさしいWin-Winの運動です。

コツコツと貯め続けて、なかなか送ることが出来ずにいましたが、
気がつけば段ボール箱1箱分までたまってました。


こういった運動の1つ1つは取るに足らないことかも知れないけれど、
一人一人の気持ちの積み重ねで大きな運動になると思うと、
ガムテープで箱に封をする手にも思わず力がこもってしまいます。

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私達が集めたキャップが、
少しでも地球環境と子供たちの力になりますように。
今日もコツコツ集めます。






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正真正銘の日本一記念日!


東京・墨田区で建設されているスカイツリー、実は・・・

実は、今日ようやく日本一の高さ、461mに達しました。


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今年3月29日、東京タワー(333メートル)を抜いた時、
高さが日本一だとこのブログで報じましたが、
間違っていました。。。お詫びして訂正いたします!


かつて「東洋一の高さ」と言われ、
2000年3月に解体された長崎・対馬市の
「対馬オメガ局」の電波鉄塔(455メートル)
を追い抜き、過去の建造物も含めて、
スカイツリーが高さ日本一となりました。
 

この鉄塔は、自立式のスカイツリーとは違い、ワイヤで支えた支線式。


ちなみに、長崎県繋がりでいうと、長崎県にある父々岳(ててがたけ)も461m!

さらに・・・日光市から日立市に向かうルートの名称も、国道461号線!

日光といえば、、、日本ES開発協会では今年も日光へ向け、
Good jobプロジェクトが始動中!
http://www.jinji-es.com/good-job_nikkou_2010.html

 
今年はスカイツリーに見守られながらの徒歩行軍。
スカイツリーの成長と共にグングン前へ進んでいければと思います!






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人の集う街 横浜


9月4日に、桜木町のパシフィコ横浜で町づくりフォーラム
2010「人の集う街 横浜」というイベントに参加してきました。

地域を構成する市民・企業・行政・諸団体が協働で心の通い合う
地域コミュニティーの復活を目指したフォーラムと文化会が実施
されました。

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横浜は歴史が浅く、異文化を受け入れることで
発展してきた街です。

その心は「おもてなしの心」であると紹介されていました。
これからもその「おもてなしの心」を大切にし、文化として
継承していくために今できることがとりあげられていました。


例えば、ピクトグラムというものがあるのですが
ご存知でしょうか。

食品をわかりやすい絵で表示し、
食物アレルギーの方や、宗教上食べられないものが
ある方が一目で判別できるものです。

pikuto.gif


横浜に訪れる外国人の方々が、
出された日本食に何が入っているかわからない
ために、せっかく日本にきたのにマクドナルドの
フィッシュバーガーばかりを食べていたという
例があり、驚きました。

ピクトグラムが表示されることになれば、
アレルギーをおもちのかたや、外国人の方が
より過ごしやすい街になるのは
間違いありません。


おもてなしの心あふれる、
やさしい街 横浜をめざし、市民が新しい歴史を
創っていける横浜。

可能性を感じました。


http://www.yokohama-sharoshi.com/






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自由と自我と孤独


休日を利用して、「悩む力」という本を読みました。

著者が述べるに、明治時代に活躍し、
小説にさまざまに時代を表現した夏目漱石が苦悩した内容が、
現代が抱える問題と重なるとのことでした。

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例えば、明治時代にうたわれた個人主義。

家制度や共同体、国家に忠誠をつくし、
ある意味では自我に苦悶する必要のなかった日本人が、
個人を規定するものから自由になれる環境の中で
他者とわかりあえない孤独や、繋がりの喪失感を持ったといいます。


それは現代にも通じており、
地域社会のつながりや家族のつながりが薄れ、
情報は簡単に手に入るという、自由に生き方を選べる社会の中で、
自我ばかりが肥大化している。

自分の世界を強固に守り、他者と関われない、
深く他人と関わらない若者が
苦悶しているのではないかと述べられていました。


私は、人は他者からの承認がなければ、
自分の価値を感じられないのではないかと思います。

自分とは何かという問いは、
自分だけを見つめていても見えてはこず、
他者との関わりや社会との関わりの中で見えると思います。


自由の代償が孤独というのはなんだか悲しい事態です。

そんなことを考えた休日でした。






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就職活動支援のセミナー


今日は、就職活動支援のセミナーを行いました。
その際、学生インターンにお手伝いしてもらいながら、
セミナーを受講していただきました。
その感想をご紹介いたします。


******************************
はじめまして。
インターンシップでお世話になっております、土屋と申します。

インターンシップ三日目の今日、就職支援のセミナーに参加してまいりました。

私はカメラマン兼資料配布係として参加いたしました。
セミナーの参加人数は10人ほどと決して多くはありませんでしたが、
参加者の方々は全員積極的に受講されていました。

さて、今回は就職支援セミナーということで、
人事が欲しがるような人材はどのような人物か
ということについてのセミナーでした。


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今回私はスタッフという立場でありましたが、
就職活動を直前に控えている大学3年生でもあるため、
受講者の立場でも参加いたしました。


以前から分かっていたことですが
就職するにあたって最も大切なこと、
そして人事が求めていることはコミュニケーション能力が
豊かであることとされています。

今回のセミナーでもコミュニケーション能力の重要さが力説されていました。


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その他にも主体性や協調性なども重要であり、
他者と関わること自体が仕事の一部になっているのではないでしょうか。

職場での人間関係というテーマが頻繁に取り上げられる現在、
他者との関わり方について様々な議論が展開されています。

私もそれについて興味を持っていました。
しかし今回のセミナーを体験したことによって、
より大切なことがあることに気がつきました。

私は今、
「自分のことを知らないで他者と上手く関わることができるのか」
と考えています。

自分という像がはっきりしないまま他者と関わっていても、
いずれ他者に人物像の脆さを悟られたり、
人間として信用できないと思われてしまったり
することになりかねないと思われます。

何が言いたいかというと、
コミュニケーション能力を鍛えるためには、
まず自分自身を理解するところから始めるべきだということです。

とはいうものの、自分1人で自分自身を理解することは難しいと思われます。
何かをきっかけにすることが望ましいのではないでしょうか。

今回のセミナーのなかで、
自分自身の性格診断を行ったのですが、
診断結果は私が予想していた通りの事柄もありましたし、
予想外の事柄もありました。


例えば性格診断の項目だと、普段の私の行動通り、
実行に移すよりも先に計画を立てる性格だという結果が出ました。
そして、ゆとり教育の世代は他世代に比べ
比較的辞めやすいということも、
忍耐力にはそれほど自信の無い私と同じでした。

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一方予想と違ったこととしては、
自分では仕事に「自由」を求めていたつもりでしたが、
実際のところは「安全」を求めているということでした。


このように、自分自身を理解することは決して容易ではありません。
そのため、今回のセミナーは非常に参考になりました。
受講者の方々も驚いた様子で受講していました。

就職活動では自己分析という作業が必須となります。
自分を理解するには自分の過去に溯ってみることも必要になるでしょう。
しっかりとした自分の像を持ち、
他者と上手く関わることができる人材こそ社会に出てから
活躍できるのだと考えるようになりました。

これから始まる就職活動のために、
しっかり自分を知っていこうと思います。






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草主人従


「朝顔につるべとられてもらい水」

加賀の千代女


これは江戸時代につくられた歌です。

朝水を汲もうと井戸に行ったらつるが巻き付いており、
朝顔を生かすために、隣の井戸まで水をもらいにいきましたという内容です。

これを、草主人従(そうしゅじんじゅう)といいます。
朝顔だって必死に生きようとしてる!

それを人間様がいかにも
ひとりでいきているようなつもりになって
朝顔のつるをぶったぎるなんで、大間違げぇだ!

という粋な江戸の人の考え方がこめられています。


他にも、「結界わきまえ」という考え方があり、
これは、自分の立場、力量、器量をわきまえるということです。

人間が、身の丈をこえて自然を破壊し、
恩恵をいただくだけではいけないのです。


このように、江戸時代には
今のわたしたちが学ぶべき庶民の生活を
支える考え方がありました。

江戸仕草といわれ、本も多く出版されています。

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ぜひいちど手にとってみてはいかがでしょうか?とてもおもしろいです。






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