「人事を制する者は経営を制す」

キャリア構築セミナーに参加してきました【野中レポート】


弊社のアルバイト学生・野中さんが入社して2ヶ月が過ぎ、
自分で仕事を担当して進めていけるようになりました。
今回は、野中さんが参加してきてセミナーのレポートをご紹介します。

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先日、大学の授業で特別ゲストとして来た、有限会社人事・労務の金野さん
のセミナーを受けました。

「カッコよく働く大人になろう!~キャリアビジョン構築セミナー~」というテーマ
で、就職活動をスタートしたばかりの私にとって、とても興味深いものでした。

特に印象に残ったのが、金野さんが実際に相談を受けた人の話です。
就職が間近に迫っているが、不安ややる気の問題で今一歩踏み出せない
というものでした。
その中で、
「自分に合う仕事が分からないのでやる気が出ない」
「入社しても人間関係がうまくやっていけるか不安」
というコメントがありました。

私も自分にどんな仕事が一番合っているかはわからないし、人間関係も
必ずしもうまくいくとは限らないという不安はありました。
このことについて、金野さんは、心の病気で会社を休む人、仕事の質や量
より人間関係で悩むことが多いという話をした上で、例えば今の自分が
人見知りであったり不安であったりしても、社会に出てみたら、自分って
こんなことが得意なんだ。こんなことができるんだ。というふうに、新しい自分
がきっと見えてくる。だからまずは思い切って一歩踏み出すことが大切。
ということを伝えてくれました。

私も不安がっているばかりでなく、まずは一歩前に進むべきだと思いました。
実際、今までなんとなくいやだなと思いながらネットで就活情報をたまに見る
程度だった私が、このセミナーの後、インターンシップの合同説明会に
思い切って行ってみると、就職活動っていやなものじゃないと感じられ、
自然とモチベーションが上がりました。

もう一つ印象に残ったのは、まずは自分の成功イメージを持つこと、
ありたい自分のビジョンを持つことが大事だということです。

自分がどういう状況にありたいか、周りにどう思われたいのか
自分が周りに何を伝えて行きたいのか。
そういったことをおおまかに考え、それを逆算することによって今の自分が
どうすればいいのかがはっきりするというものです。

目標を立てたりして先のことを考えながら今を生きれば、自分の考えも
しっかり持てるし、モチベーションも上がります。
今を決して無駄にしない生き方ができ、充実した日々が送れると思います。
まずは大まかにでもいいから、ありたい自分の姿を描いてみようと思いました。






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カッコよく働きたい!


この間の週末に久々にビデオを借りて映画を観ました。
その中で、印象的なシーンがあったので、少しご紹介します。

主人公の女の子が、夏休みの宿題として
「お父さん・お母さんのしごと」
を記録することになりました。
まわりの子たちは、
「公務員」とか「お店経営」とか「ホテル勤務」とか、自分の親たちの仕事を
自慢し合う中、この女の子のお父さんは「昼寝ばっかりしている」と
からかわれる始末。
悔しい思いをしながらも、夏休みに毎日「お父さんの一日」を聴きだして
日記帳に記録していきます。

そんなある日、お父さんは、何日間か泊りがけで知り合いの畑仕事を
手伝いに行きます。
それを聴いて、こっそりお父さんの働いている姿を見に冒険に出る女の子。

さんざん探した挙句、結局お父さんはタッチの差で帰ってしまっていましたが、
女の子が目にしたのは、お父さんが収穫したという山積みの果物。
それを見た女の子が言います。

「うちのお父さん、すごい!!かっこいい!!」


学生や若者が社会に出ることに不安を抱き、働くことに価値を見出せない
と言われる最近の世の中。
ニートとか、フリーターとか、社内ニートとか、シュガー社員とか、
色々な問題が取り沙汰されていますが、
この状態を打破するために何よりも必要なのは、
「カッコよく働くおとな」
でイキイキとした社会を創ることじゃないかな、と最近思います。

この映画のように、普段はぐうたらで昼寝ばかりのお父さんも、
いざ集中して精を出せば、子供から「カッコいい!」と言われる
仕事を世の中に残していけるのです。

カッコよく働く大人の姿を、次の世代の子たちに示していけば、
自然と
「こういう大人になりたいな」
「ああいう仕事をしてみたい」
と思えるのではないでしょうか?

映画の中のたったワンシーンでしたが、深く考えさせられる
ひとときでした。






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