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職場のみんなでお花見に行きました。
今年は暖冬ということで、東京もサクラが咲く時期が早まりましたが、例年通り
冷え込みの厳しい中でのお花見・・・。
我が社のお花見は、朝から場所取り、なんてことはしません。
みんなの仕事が一段落した後、近くのお店で軽く食事をしてから、サクラ並木の
続く会場へ向かいました。
既に帰っているお花見のグループもいて、会場は程よい込み具合。
私たちは、近くのベンチに腰を下ろして、おもいおもいの飲み物・おつまみを手に
サクラを眺めていました。
昔は感じなかった(感じようとしなかった?)「春の喜び」を、ここ最近強く感じます。
四季がある日本に生まれて良かった、なんて、ふと思ったりします。
ピンク色のサクラの花を眺めながら、新年度を迎える緊張感が幾分和らいでいくの
を感じました。
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最近、木村君の受け身な姿勢が気になっています。
こちらが細かく指示を出して、チェックをマメに行なうと、正確かつ
スピーディに仕事をしてくれるのですが、少しでもチェックを怠ったり
大まかな指示を伝えたりすると、すぐにだらけてしまうんです。
私があえて大まかな指示を伝えるのは、「自分で考える」という
ことをやってほしいから。
私がこと細かく指示を出して面倒を見てあげたら、いつまでたっても
本人の「考えて仕事をする力」を引き出せないんじゃないかな、と
思っているんです。
でも、ある新聞のコラムの中に書かれていた「人間は、心をこめて
信頼されたら責任感が湧く」という言葉を目にした時、ハッとしました。
受け身な姿勢を取り除きたいのであれば、まずは仕事に対する
責任感を引き出すことが大事。
そのためには、こと細かく指示を出すのもNGで、大まかに伝えて
あとは考えさせる、というのも良くない。
大切なのは、「信頼している」ことを言葉や態度で伝えて、本人に
自覚させることなんですね。
この”伝え方”の加減が難しいところではありますが、木村君のせいに
したりせず、今の自分の何が足りないのか、をしっかり考えて、コミュ
ニケーションをとっていきたいと思いました。
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「ライフラインチャート」を完成させてから、最近よく思い出すことがあります。
それは、高校生時代の部活動です。
私はバリバリの運動部に入っていました。
顧問の先生は、校内一と言えるくらい それはそれは厳しい(恐ろしい)方で、
部内の規律も厳しく、練習も質量ともに厳しい、「厳しい」づくしの部でした。
でも、当時は「キツイな」とか「苦しいな」などと思いながらも、自然と足が
部室に向き、当然のように準備をして、毎日毎日練習を繰り返したものです。
特に覚えているのは、夏の合宿。
朝早くから日が暮れる夕方まで、炎天下のもとひたすら練習に励んだ一週間。
あまりに日焼けしすぎて、差し入れに来た親に別の人だと間違われたことも
ありました。
でも、へとへとになりながらも、みんなで分担して作った料理をおなかいっぱい
食べたり、夜いろいろなおしゃべりをしながら寝床についたり、チームとしての
一体感がつくられていったのもあの時だと思います。
合宿が終わったときの、あの達成感は忘れられない!
自分自身が何かひと回り大きくなったという実感が、その後の自信に
つながって、試合の結果にも現れてきて、すごく嬉しかったのを思い出し
ます。
十何年(?)経って思うのは、あの日々が、心身ともに今の自分の基礎となって
いるということと、一つのことを乗り越えるための「集中力」や、乗り越えた
「達成感」、そして、自分が成長したという実感が、自分自身を強くする糧に
なっていたんだな、ということ。
会社に入ってくる人それぞれ、運動部を経験している人もいればそうでない人
もいますが、大切なのは、最高の集中力を発揮し、仲間と達成感を分かち
合い自己成長の実感を得る経験があったのかどうか、ということだと思います。
もしそれがないのであれば、仕事で経験するしかない。
人生の限られた時間の中で大きな割合を占める「仕事」を通して、集中力を
高め、達成感を得、成長の実感を次の原動力へと変える経験を積み重ねて
いくことなんだと思うんです。
これまでの自分の人生を振り返ってみるのも、大きなヒントが隠れていたり
して面白いですね。
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木村君をリーダーとした「新入社員プロジェクト」。
新入社員受け入れまでいよいよ残り1ヶ月となり、プロジェクトも
山場となっているようです
(ちゃんと報告してくれるようになりました・・)。
そんな中、木村君に面白いツールを見せてもらいました。
それは、「ライフラインチャート」。
新入社員が入社してきたときに使うということで、金野さんに教えて
いただいたものだそうです。
A3の大きな紙にいろいろと記入する欄があって、幼稚園から小学生、
中学生、高校生・・・・と、それぞれの時期に「どのような出来事」が
起こって、「どんな影響」を受けて、そのときの“人生の満足度”が
どうだったのか」を棚卸しすることができるのです。
例えば、「部活動で大切な仲間と出会って毎日練習に明け暮れた時期
は一番満足度が高い」とか、「転校して環境が変わり、学校になじめ
なかった時期は満足度が低い」などと、自分の記憶をたどりながら
書き出していくのです。
この作業を通して、自分自身の「人生の価値観」が何なのかを見つめ
直す事ができるのだそうです。
新入社員に書いてもらうことで、彼らが自己の価値観として大切にして
いることが何なのかを見極め、それがうちの会社の仕事を通して得られる
ことと方向性が合っているのかどうかを考えていくのだそうです。
何だか面白い。
さっそく私も、自分でこの「ライフラインチャート」を書いてみることに
しました。
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