「人事を制する者は経営を制す」

心の感じるスイッチをONにしろ!その2


にほんブログ村 経営ブログへ  ←応援よろしく!

「心のスイッチをONにしろ!!」、第二部スタートの言葉 その3.jpg と同時に、会場が急に暗くなりました。 

スポットライトの先は、この間井上整形外科のお話をしてくださった金野さん。
社員に書いてもらった「仕事を通した成功体験記」に基づいてまとめられたというストーリーの朗読です。


朗読を聴きながら、自分自身のこれまでの経験を思い出しました。

あの時、上司とこんなことがあったな・・・、 IMG_2552.jpg
すごく緊張したけど、その後大きな達成感を味わえたな・・、
あれは、一人じゃできなかったな・・・、

これまで仕事に取り組む中で感じてきたおもいがよみがえってきました。


朗読が終わると、矢萩先生の講義のスタートです。

まず、インパクトがあったのが、35歳の社長さんのお話。

私のまわりにも、今はやりの「セミリタイア」を目指して30代前半を走り続けている友人がいますが、果たして、晴れて大金を手にして「セミリタイア」できたとき、それが彼にとって本当に「幸せ」と言えるのだろうか・・・?
「仕事を通した人生の成功」という意味を、改めて考えさせられました。


それから、矢萩先生が何度もおっしゃっていたのが、「仕事の報酬」という考え方。

仕事の報酬=お給料、と考えがちですが、仕事で得られる”お金以外の報酬”
って何だろう??―、それを考えることが、ES(従業員満足)の取り組みの第一歩なんだ、ということでした。

その1.jpg
うちの会社で得られる「仕事の報酬」って何だろう?
私と水澤さんは、講義を聴きながら顔を見合わせました。

社員同士、あるいはお客様との人間関係? 
うちの会社の仕事を通した自分自身の成長?
この仕事でしか得られない、スキルやノウハウ?

我がPALM株式会社でも、今年から「CS(顧客満足)向上のためのES(従業員
満足)向上」ということに取り組むことになったけれど、仕組みを創って
動かすだけではなく、まずはこういうことを皆で考えて、社員一人ひとりの
心の中にアンテナを立てることが大事なんだ、ということが分かりました。


第三部は

いよいよディスカッション。
私たちはひと息入れるために、会場の外の休憩スペースに行きました。

そこには今回のセミナーに参加している方々が集まっていて、 その4.jpg

「うちの会社もこういうことをやんないといけないと思っているんだけど
 ね・・・。なかなか後回しになってしまっていて。」
「私は、今日はじめて、CSの前にES向上に取り組まなければならないという
 ことが分かりました。
 これまで一生懸命CS向上の運動を仕掛けてきたけど、その前にやらないと
 いけないことがあったんですね!」
などと、ディスカッションが始まる前だというのに、皆さんで盛り上がって
いました。

うちの会社だけではないんだな・・・。
リーダーの方や、人事部の方が抱えている悩み、おもいは共通なんだな、
と思いました。






質問・お問合せ

心の感じるスイッチをONにしろ!


にほんブログ村 経営ブログへ  ←応援よろしく!

㈲人事・労務さん主催のセミナー「心の感じるスイッチをONにしろ!」に行って
きました。

元リッツカールトン大阪・営業統括支配人の林田正光先生をお招きし IMG_2578.jpg てのこの
セミナー、去年10月31日にも参加したのですが、今回は更に理解を深めるためにグループディスカッションのコーナーを設けている、ということで、部下の水澤さんを連れて再度参加しました。

水澤さんは、このような外部のセミナーに出る機会がほとんどないので、行く
前から何だか緊張していた様子。
林田先生や、㈲人事・労務の矢萩先生のお話を聴くだけではなく、他の
参加者との交流を通して何かを感じ取ってほしいな・・・、そんな思いで、
セミナー会場に向かいました。

今回の会場は、表参道の青学会館。
そういえば、ずっと前に友達の結婚式で来たことがあったな、なん  て思い
出しました。

既に会場は参加者でいっぱい。

 


私たちは案内されたテーブルの席について、開演を待ちました。


第一部・林田先生の講演は、スクリーンに映し出された言葉と音楽で
スタート。
この”言葉”は、実際に社員の方々が書いた「成功体験記」から抜き
出したものだそうです。

すごく心にズシッと響いてくる・・・。
どこか共感できる言葉ばかりでした。


林田先生のお話が終わったあと、隣の席の水澤さんに印象に残った
点を聴いてみたところ、
「Noと言わないサービスって、私たち人事部にも言えることですよね。」
と言っていました。

例えば、遅い時間に当日宿泊の問い合わせをしてきたお客様に対して、
もし予約でいっぱいでお受けするのが無理であっても、
「本日は予約が入っておりまして宿泊をお受けできません。」 IMG_1392.jpg
で終わらせないのが、リッツカールトンの”Noと言わないサービス”。
「よろしければ近くにある他のホテルの状況をいくつかお調べしてお伝えいたします。」
と代案を示して、お客様により満足していただくために一歩踏み込んだアクションを起こすわけです。

私たち人事部も同様で、時には社員から無理難題を言われることもある
けれど、そんな時すぐに
「無理です。」
と言うのではなく、
「明日までに△△という形であればお渡しできますよ。」
と代案を示して納得してもらうことが大切なんじゃないか、ということでした。

人事部にとって”お客様”にあたるのは、社員。

みんなが”CS”を意識して仕事をしているように、私たちは、社員みんな
の満足度向上を意識して、日々の業務に取り組んでいかねばならない―。

これは、常々蛯原部長に言われていることですが、その意味が徐々に
水澤さんにも伝わってきたんだな、と思いながら、第二部の開演を待ち
ました。
 






質問・お問合せ