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今日は蛯原部長と学生のインターンの受け入れについて打合せをしました。
百瀬社長と付き合いのある大学教授の提案でインターンを毎年受け入れているのだけど、私にとって初めての経験なので、蛯原部長からレクチャーを受けました。
これまでは、なんとなく「教えてあげる」という感覚しかなかったのですが、実際にお話を聞いてみると、受け入れる側にとっても非常に意義のあることだと分かりました。
その意義とは『組織が活性化する』ということです。 考えてみれば、まだ20歳そこらの若い学生さんたちが職場にフレッシュな空気を運び込んでくれるから、指導する私たちもイキイキしてやる気や元気が出てきますよね。
それに、そんな彼らの姿を見ることで、私たち自身『初心に返る』ことが出来るんですね。
入社して1年2年と経つにつれて、仕事にも環境にも慣れてくると、初心を忘れて謙虚さや感謝の心を見失いがち。
それに対して、インターンである彼らは、時には失敗して叱られたりすることもあるけど、何でも謙虚に受けとめて物事にチャレンジすることが出来る。
私たちは、単に仕事を教えるだけではなくて、そんな彼らの姿から何かを感じ自分の姿を振り返っていかなきゃいけないんですね。
蛯原部長曰く、「この1ヶ月間、インターンの学生たちはもちろん、職場の一人ひとりが少しでも成長してくれることを願って、インターン制度を取り入れているんだよ。」とおっしゃっていました。
そういえば、入社した当初配属された営業部の保田部長から
「テクニックや知識なんて後からいくらでも何とかなるし、入社したばかりの君が競合他社の営業マンにテクニックや知識で勝てるわけが無い。
対等な力は感謝の気持ちだよ。そしてそれを素直に表現することが大切。謙虚でなければ出来ないことだよ。
時間を割いて会ってくれたお客様、自分のライバルになるかもしれない君に多くを教えてくれる先輩社員、困ったときに助けてくれる上司。みんなに感謝して必ず“ありがとう”を言うこと。
これだけ守れれば君は立派なウチの社員になれる」って言われたのを覚えている。
私が入社したときも周りのみんなは何かを感じ取ってくれたのかな? 約1ヶ月という短期間だけれども、大切な「感謝の気持ち」「ありがとうという言葉」「謙虚さ」を伝え、私自身も忘れてしまっている何かを彼らから感じ取りたいと思いました。
さて、社員旅行から帰ってきた私。
いよいよ本格的に就業規則を作らなくては・・。
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そこで、百瀬社長に紹介されて、『会社が得する就業規則』
というタイトルのセミナーに行ってきました。
講師は矢萩先生。会場には、書籍を持った方々で満員状態でした。
ざっと、300人くらいはいたような・・
内容は、行政からの就業規則のひな型や親会社の就業規則を
自社でそのまま使っていることの危険性についてのお話でした。
ウケウリの就業規則は、他の会社で使ってるものなわけだから、
たしかに間違ったことは書かれてないと思うけど、
就業規則は、従業員と会社の約束ごとが書かれたもの。
他の会社の約束ごとを そのまま使うなんて、マズいですよね。
たとえば、従業員が病気等で休職することになった場合。
休職期間ひとつにしても、3年くらいの長期の休みを設けている
会社もあれば、3ヶ月とか半年程度の期間を設定している会社
もあります。
社員にしてみれば、休職期間は長いほど雇用も保証されて
いるのだから、まずは安心かもしれませんが、会社にとって
は、その間も社会保険料を負担しています。
当然、会社の規模等によって、負担できる限度が変わって
くるわけで、だから、大企業の約束ごとを中小企業がそのまま
使ってたら、中小企業じゃ大変です。
それと、もう1つ。
中小企業にあって、大企業にはないもの。 それは、
“ 社長が、従業員みんなの顔を知っていること。 ”
これ、すごく大切なことです。
企業のなかには、隣の部署で働いている人の名前を知らない
って言う人もいるけど、中小なら会社のトップの社長が1人
ひとりの従業員の顔や性格もわかってたりする。
だから、就業規則をつくるときも、
1人ひとりの従業員のことを思いながら、みんなの幸せを考えて、
規則を作っていけるんです。
就業規則は、企業のバイブルにしなくちゃいけないんだ、という
考えのもとに、矢萩先生は自ら ‘ 社内ルールクリエイター ’と称して
600以上の規則を作ってきたそうです。
これまでの就業規則とは まったく違っていると感じました。
行政に提出するだけのものから、裁判に勝つため、
そして、モラールやモチベーションの向上につながるものを
就業規則で作れたらいいですよね。
私の会社でもぜひ作ってみたい!
こんな素敵な就業規則なら、みんなも仕事するのが
どんどん楽しくなるんだろうな
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裁判に立ち会ったり、行政から是正勧告を受けて1億円以上
の支払い命令がある場合もあるそうです。
そんな時は、弁護士さんと組んで会社の間にはいり、実際に
1億円を数百万円までにしたこともあったみたい。
就業規則1つでこんなに会社に大きな影響を与えるんですね。
そしてプロとしての社労士さんの力もすごいですね。
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前回に続いて、旭山動物園のお話をもう少し・・。
実は旭山動物園、以前はこんなに人気のある動物園ではなかったんです。
ところが今では、雑誌等でもホスピタリティ部門で第1位を獲得するほどに
なっています。
では、なぜ、こんなにお客さんが大勢来園されるようになったのか?、というと、
そこには園長先生の熱い思いがあったから。
動物をあるがまま、自然のままに見てほしいという思いや願い、そのために
園長先生をはじめ、職員の方が一生懸命、試行錯誤しながら一から
作り上げていったからなんだと思います。
園内をひととおり見終わった後、一緒にまわっていた営業の保田部長から、
『視点をかえて、お客様の目線で物事をみていくことの重要性』について
感想を漏らされました。
「おなじ1つの物、商品であっても、その見せ方によっては、
こんなにお客様に感動していただくことができるのか」
「うちの、定番商品も見せ方によってはまだまだいけるぞ」
この言葉を聞いて、思い出したんです。
百瀬社長が、依然話してくれた『プロとアマの違い』。
「アマチュア選手は、野球をやっているときだけ野球のことを考えている。
だけど、プロっていうのは、野球をやっているときだけじゃない。
野球をやっていない時だって常に、いつも野球のことを考えているんだ。」
社長から、わかるかって聞かれたけど、その時はよく分からなかった。
でも、今は、営業の保田部長のような人をプロっていうんだろうな、って思う。
私も人事のプロになるんだ。
別の視点からお客様の目線で見ていくと、また違う発想が生まれたりします。
そして、どれだけ愛情を持ってお客様の視点に立って物事を見れるか、が
最終的には“ホスピタリティ”の精神にもつながっていくんじゃないかなと思いました。
ちなみに、そのほか 函館ではキレイな夜景にうっとり・・。
(次は 社員旅行じゃなくて、プライベートで行きたいですね。)
夏の北海道へ行ってきました。
「北海道」ときくだけで、何だか涼しげでしょ?
でも、現地は思ってたよりも暑かった!
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実は、毎年恒例の社員旅行だったのです。
どこに行ったかというと、今話題の「旭山動物園」。
動物園、私はすごく久しぶりでした。(たぶん小学校の上野動物園 以来・・)
実は、そんなに好きでもないんです。
動物園って、キリンやらゾウやら、カバなどなど、いろんな動物がぞろぞろといて、
ほとんどの動物たちは、寝そべってるんだけ・・のような気がしません?
社員旅行だから行ったという感じで、当初は旭山動物園も期待してなかったんです・・。
(旭山動物園の方、ごめんなさい!)
でもね、実際に行ってみたら、すごいんですよ~。びっくりするくらい!
自分の動物園に対するイメージが壊れる壊れる・・。
何がすごいって
ペンギン見るのに、20分。
アザラシ見るのに、30分・・。
普通に考えたら、
『アザラシに30分とは、いったい、どんなアザラシが待ってるの~!?』
と、思いますよね!
でも、何でもないただのアザラシなんですよ。
すっごい芸当ができるとか、そういうのではなくて、ごくごく普通に泳いでるアザラシ。
もし、これが上野動物園だったら、素通りされるの間違いなしです。
じゃ、何が魅力なの??、と 暑いなかをいやいや30分待ちました。
そしていざ、館内へ・・
「アレ~? 何かがちがう 」
アザラシは大きな2階建ての水槽で悠々自適に泳いでいました。
水槽には、1階と2階のあいだに通り道があって、円柱のガラスのパイプでつながっています。
この円柱のパイプをアザラシが、大きなクリクリっとした目でこちらを珍しそうに
見ながら、上へ下へと気持ちよさそうに泳いでいくんです。
「アザラシが通り過ぎるたびに、この大歓声。すごいね!」
またアザラシの好奇心旺盛なこと・・。
ゴマちゃん、すごくかわいらしかったです。
(※ゴマアザラシだからゴマちゃんと呼んでますが、本当の名前は不明です・・)
次に見たのが、ペンギンのコーナー。
こちらも良かった。
外からはもちろん見れるんですが、水槽のなかにまるで海底トンネルのような
トンネルがあるんです。
だから、上を見ても下を見ても、もちろん横も、360度すべてがペンギンの世界で、
身も心も、完全にひたってしまいました。
ペンギンって、やっぱり鳥なんですよね。
なんだか、見上げる空は飛べないけど、でも、深くて青い水のなかで
ペンギンは飛んでいたんだなぁ、って ふと思ってしまいました。
そして、旭山動物園のすごさは、これだけじゃなかった。
並んで待っている段階から、他の動物園とはひと味違った工夫がありました。
それは何かといえば、たとえば、園内の看板。
地元の小学生たちが、ペンギンやらホッキョクグマなどのさまざま
な動物の紹介をしてるんです。
おそらく、自分たちで動物を観察して書いたものなんでしょうね。
写真は一切使っていなくて、すべてが手書きのイラストです。
動物園に訪れる子供たちと同じ目線なんですね。
一生懸命作った感じがあって、何だかとても微笑ましかったです。
次回につづく・・・
(あ、ちなみに写真のおでこは私じゃないですよ。念のため・・。)
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「7月27日のフジサンケイビジネスアイの朝刊を見ておきなさい。参考になるはずだよ。」
先日の帰り際、百瀬社長から声を掛けられました。
「はい、わかりました。確認しておきます。」
と答えたものの、百瀬社長の仰っている意味が良くわからず、頭の中が「?」で埋め尽くされてしまいました。
そして、次の日の朝、コンビニで新聞を買い、近くのスタバで新聞を広げてみたけれど良くわからない。
ペラペラとページをめくっていくと、
「おや?どこかで見た丸い顔が・・・」
そう、先日のusenでお会いしたばかりの矢萩大輔先生。
矢萩先生が載っている『この人、この仕事』というコーナーは、各業界の第一線で活躍している方が取り上げられるものでした。
記事の中では、矢萩先生が学生時代に応援団にいたこと、そのときの経験から、どんなに過酷な状況の中でも、モチベーションをあげることは可能であるということ、モチベーションを上げる為に新しい「社員手帳」作成コンサルティングのサービスに取り組んで行くこと、などが紹介されていた。
矢萩先生は、応援団の副団長だったのか・・・。この間のUSENの収録のときに通り見せる凄みはこのときに作られたのかな?それにしても矢萩先生が考えている新しい「社員手帳」ってどんなものなんだろうか?
社員のモチベーションを上げて組織にワクワクをもたらす―。
そんな魔法のような“しかけ”があるのかしら?でも、矢萩先生がおっしゃっている「経営陣と社員の信頼関係なしに労使間のトラブルを回避し、よい関係を作ることは出来ない」という部分はとても共感できる。
まだ、人事部に来て間もないけれども、百瀬社長が私に期待しているのは、これまでいた営業部のような社員側の視点を踏まえたうえで、会社と社員の架け橋として組織をうまく機能させるための仕事なのかな?
また少し、人事の仕事が見えてきたような気がします。
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昨日は、会社のみんなで久しぶりに飲んできました。
終電で自宅に戻って、ひと休みしていたところです。
ここのところの忙しさがやっと一段落し、みんなで納涼ビアガーデンに行こう!
と盛り上がり、急遽決まったのです。
私が仕事を終えてから駅前のビアガーデンに行ってみると、同じ人事部の
水沢さんや木村さんをはじめ、いつもは小難しい顔をしている主任も
ノリノリで飲んでいました。
こういった飲みの席では、普段仕事をするだけではわからない一面が見えて
きたりして、いろんな人と話すのがとっても楽しいですよね!
あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
水沢さんも楽しそうだし、新卒で入ってきた木村君も普段は表情が乏しくて
考えてることが見えない部分もあるんだけど、今夜は何だか表情がやわらかくて
楽しんでるようでした。
それにしても、こんな場においても情報収集活動(?)をしてる私、
もしかして、人事マンとしてかなり優秀?
元気になります。応援してください。
現在、私の会社では就業規則の改定作業に追われています。
先日 参加した高齢者セミナーや矢萩先生からいただいた『会社が得する就業規則(改訂版)』を参考にさせていただきながら進めてます。
蛯原部長の指示のもと、2年後にせまる「労働契約法」を見据えているわけですが、調べたところ、この法律は労働者が働く上でのさまざまな契約のあり方についてを決めた法律で、労働基準法を大きくカバーして昨今の労使トラブルの増大にも対応しているようです。
今まであった私の会社の就業規則は少し前に作られたもので、法改正への対応が遅れていたため、(一応、会社としては中堅規模だと思うのですが) 条文を確認しつつ、あわせて自分自身の勉強にもさせていただいてます。
でも、その前に 、『就業規則って、いったい何なのでしょうね。』
就業規則には、就業規則に必ず記載しておかなくてはいけない事項があります。
それはたとえば、始業時間や終業時間、休憩や休日などで、働く上で必ず必要なものですよね。
必ず記載しなくてはいけない事項のほかに、何を記載するかは、各会社によってだいぶ異なってくるところだと思います。
就業規則で大切なのは、自分たちの会社としてのルールの部分。
就業規則って、何でしょうね。(何回も言ってますが・・)
⇒ 就業規則は、会社のルールを定めたものですね。
では、会社のルールって、何でしょうね。
⇒ 会社の、つまり社長さんが従業員1人ひとりに伝えたい、
会社として守って欲しいことを載せたものなんですよね。
この部分を伝え、みんなに理解してもらうために、我々人事部が社長と従業員の間にはいり、その架け橋となる必要がありますよね。
営業から人事に異動したときに、百瀬社長から 「人事の4つの役割 」を教えていただいたことをふと思い出しました。
【法の番人】としての就業規則、
【社長の右腕】として社長の思いを伝えること。
【社員のチャンピオン】として風土や理念を浸透させること。
【管理職の相談役】としての自分の立場・・。
「4つの役割」のうち、はじめの3つが自分の体の中で急速に、スピードをあげてリンクし始めているのがわかってきてるような感覚です。
今までのものは、ただ単に監督署に提出するために作ったようなものになっていたけれど、法律にのっとった部分プラスアルファで、もっと社員にイキイキと楽しく働いてもらえるようなツールにしていきたいな、と思ってます。
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