8月21日(水)、新入社員のためのマナー研修を、弊社にて行いました。
講師は、株式会社クロッシング・フォーラムの盛和子先生です。
今回のマナー研修は、社会人として数カ月経った今、改めて基本を見直し、40年後も自分を支えてくれる、そんな一生ものの力をつけるため、6名が受講しました。
「入社してから、特別教えられたわけではないけれど、このやり方で合っているのか」
「なんとなく仕事の時にも先輩を見習ってやってきたけれど、いざとなるとうまくできない」
今更聞けない、だけど今聞かなければ一生聞けない…。そんな状況をつくってしまいがちです。だからこそ、一度立ち止まって、基本を学び直したい。そんな思いにぴったりの研修となりました。
まずは簡単なアイスブレイク。レゴ・ブロックを使ったワークで、テーマは「犬」。
3人ずつに分かれて作ります。犬、というテーマだけでは、やってみると難しく、全体像がなかなか描けません。その中で、初対面のメンバーが少しずつ話し合い、「こうしてみよう」「こんなコンセプトで作ろう」とコンセプトとともに形が出来上がってきます。
「無限の可能性を秘めたダックスフント」
「夏の暑さに、水を求めてリードがはちきれそうになっている犬」
アイスブレイクの後は、いよいよマナー研修が始まります。
まずは自分の普段の生活・意識をチェック。自分に正直に、自分を評価してみると、意外とできていないことが分かります。敬語の○×クイズでも、尊敬語・謙譲語を、知らないうちに使い間違ってしまうことが多いことを実感。お客様に謙譲語を使っていないか。上司が身内の立場になったときに、尊敬語を使ってしまっていないか。盛先生の解説一つひとつに、納得・解決です。
基礎チェックとして、席次やエレベーターの立ち位置、問題が起きた時の対処法や考え方なども確認していきます。
基礎の確認が終わると、実践開始!ロールプレイングで電話対応、「ホウ・レン・ソウ:報告・連絡・相談」を体験しながら学びます。
その時その時の状況の中から、「何を誰に伝えるのか」「どのように伝えるのか」を判断し、みんなで評価し合います。自分だけでは気付かなかったクセや、相手の良いところを見ながら自分に反映させていくことができ、研修前と後では、一人ひとりが堂々とした態度で対応できるようになっていました。
最後に、一日のまとめとして、「お客様を会社に迎える→名刺交換→上司に連絡→お客様をご案内→上司役がお客様とあいさつする」というワークに取り組みます。言葉づかい、名刺交換の仕方、ホウレンソウのタイミングなど、ポイントがぎゅっと凝縮されたワークに、少しハラハラしながらも、全員が学んだことを活かしながら挑戦することができました。
マナーは、知識ではなく、「相手を思いやる」ことが大切です。
相手の立場に立って考えてみる、そのことを意識すれば、どのようにすればいいかが分かるようになってくると言います。自分がされたら嬉しいこと、反対に悲しいこと、それをすべて自分の中でイメージして、相手を思いやって行動する。このことこそが、マナーの基本だということを学ばせていただきました。
まとめとして、今日の学びをもとに、今日からできる“ココロミ”を決め、その“ココロ”の下に、実践していくことを決意。今日の経験は、40年後も心に残る、そんな貴重な時間でした。年月をかけても自分の中に残る、それは何にも代えがたい宝物になると信じて、これからの仕事も頑張っていきます。
盛先生、ありがとうございました!
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