平成25年5月31日に「パタゴニアに学ぶ働く個も組織も輝く!つながりを大切にする経営」セミナーに参加をしてきました。
パタゴニアといえば超有名なアウトドアブランドです。
しかも、日本支社は鎌倉にあるということで、東京駅から東海道線に揺られ鎌倉へ向かいました。セミナータイトルにもありますが、まさに大人の社会科見学といっても過言ではないくらいに車中はワクワクしました。
私は、パタゴニアの支社には行ったことがありませんでしたが、支社に一歩足を踏み入れるとスノーボードをしている写真や登山をしている写真等が飾られており、そこには、パタゴニアワールドが広がっていました。
セミナーでは、第一部で支社長の辻井さんの講演があり、オフィスツアーをはさみ、第二部で辻井さん、オルタナ編集長の森さん、(有)人事・労務代表の矢萩さんによる鼎談、第三部では社員の方への質問(ダイアログ)が開催されました。
私が一番印象に残ったことは、社員の方とのダイアログです。
繁忙期(冬季)に入る前に、店舗にいる正社員やアルバイトスタッフすべてのスタッフを集めて自然発生的にミーティング(セッション)を行っていることでした。
しかも、その内容は、効率的に店を回すといったような業務的なことではなく、パタゴニアがこの世の中に存在する意義を再確認するミーティングという業務には直接的には関係がないことでした。
誰でも仕事が大変忙しくなると目の前の仕事にいっぱいいっぱいになってしまい、なぜ自分達が仕事をしているか分からなくなってしまうことが多いと思います。そこであえてそのようなミーティングをスタッフ自身が行うということを聞き、私は、良い意味でショックを受けました。
パタゴニアを訪問して一番感じたことは、支社長の辻井さんをはじめとするスタッフのかたが自然体で仕事に取り組んでいるということです。その文化は一朝一夕では完成させることは出来ないと思いますが、そのような組織文化を目指すということは今後の会社経営には必要不可欠と感じました。
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