栃木県大田原市にある、
前田牧場さんにいってきました。
前田牧場さんは、おもに畜産業、農業を営み、
自社でファーマーズカフェも営業しています。
カフェに入ったら、とてもおしゃれで、驚きました。
外観も内観も、落ち着いていて、
こだわりを感じられる、心地よい空間です。
しかも、料理はどれも絶品。
さすが、前田牧場さんのお肉と野菜!
生産者の顔を見て食べるご飯は、
更に美味しく感じます。
カフェのスタッフの皆さんは、
「親戚の家に来る感じで接客する」ことを、
共通の価値観としているそうです。
だから、レイアウトだけでなく、
人もすごく温かく、居心地が、良かったです。
現状でも、すごく素敵なカフェなのに、
これからクレドを作成して、
更に素敵なカフェにしようとする熱意のある前田牧場さん。
このカフェが地元の人に愛される理由が、分かりました。
*秘書犬!!フーちゃん!
先程、前田牧場さんは、畜産業、農業、カフェを運営していると言いましたが、
実は、それ以外にも、ミートショップ、民泊も営んでいます。
これらの事業はすべて循環していて、
無駄がありません。
畜産業(牛)で出た堆肥を農業で活用し、
自分たちで育てた牛、野菜、お米を、カフェで提供しています。
また、牛肉を販売するためのミートショップで、
加工の工程上半端になってしまったお肉も、
カフェで提供することができます。
民泊でも、食事に、自社の牛肉と、野菜、お米を提供し、
希望があれば、大田原の魅力を満喫できるアクティビティも
できるようになっています。
すべてが点ではなく、循環していて、
その循環の要所要所で、
地域の他の企業とのコラボレーションを生んでいます。
地域のソーシャルキャピタルを活用し、
地域の他者とともに創発し、
さらにソーシャルキャピタルを活かしていく。
まさに、前田牧場さんは、
地域のコミュニティそのものだと、感じました。
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