この度、有限会社人事・労務さん所属の
社会保険労務士でありチーフコンサルタントの瀧田さんが、
企業の経理・税務・庶務・労務担当者の執務指針『企業実務』の臨時増刊号を
執筆したということで、インタビューさせていただきました。
人事・労務さんは、
『企業実務』の出版元の日本実業出版社さんの書籍に、
以前もいくつかのテーマについて執筆する機会がありましたが、
今回のテーマは「頻発する労務紛争への対応策」です。
今回の執筆は、瀧田さんが、日本実業出版さん主催のセミナーにて
講師を務めた内容を本にしたものです。
執筆を行った瀧田さんから、本書の紹介と、
こうしたテーマでの執筆に際しての想いをインタビューいたしましたので、
皆様にご紹介したいと思います。
-まず、今回のテーマについてどう思いましたか?
瀧田 「労務紛争は、確実に増えています。
従来だと本人が直接、会社に文句を言ってくるケースが
多かったのですが、最近は、監督署や裁判など公な場で
あらそわれることが増えて来ました。そういう意味では、
労働者とモメた場合にどのようなことがおこるのか
知っておくことは、大切だと思います。」
-なるほど、そういった状況は、社会保険労務士の立場から見て、
どのように感じますか?
瀧田 「会社にとって、最悪なケースを想定しながら、
そうならないように、一つ一つ手を打っていく必要があります。
また、労務紛争を軽く考えている経営者の方もいらっしゃるので、
リスクの大きさを認識していただくことも大切だと思います。」
-労務紛争において、一方的に会社が悪いとされるケースも多いのですか?
瀧田 「ええ。そういう意味では労務紛争における労働者は強いんですよ。
しかも労務トラブルに備えて日ごろから、労働環境の整備や、
実際にトラブルが起きてしまった時の為の準備をしている会社はまだまだ少ないんです」
-労務紛争のリスクは、そんなに大きいのですか?
瀧田 「百万単位でお金を支払わされるケースも少なくありません。
また、未払残業代を支払えずに、止むを得ず、閉鎖をした会社もあります。」
-未然に防ぐという考え方が浸透していないということですか?
瀧田 「はい。トラブルが起きるまでは他人事なんです。
自らの身に起こる事なんだという意識をもち、
事前にトラブルに備えておくという事が一番重要なのですが、
実際は事が起きてしまってからの対応になってしまいがちですね。」
-では、本書では、そのような労務に対してどのようなアプローチをしていますか?
瀧田 「ひとつは、とにかく身近に感じていただけるように
具体的な事例をあげました。読んでいただければ、
ご自分の会社でも起こりうることだと感じていただけると思います。
もうひとつは、労務紛争が起きたときに、問題になるのが、
そもそもの約束がどうなっているのか?です。
その意味では、労働契約書が最も重要です。
本書では、弊社オリジナルの労働契約書の雛形を紹介しています。」
-なるほど、では、最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。
瀧田 「繰り返しになりますが、労務紛争は他人事ではりません。
いつ身の回りに起きてもおかしくありません。
また、最近は、公的な場で争われることが多くなり、
会社に与えるダメージも大きくなっています。
労務紛争は起こってからでは遅いので、本書を読んでいただいて、
リスクがあるところは、今すぐにでも、対策をしていただきたいと思います。」
-ありがとうございました。

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