依然として不況の波が渦巻く状態にありながらも
”儲け”を生み出し持続的に成長している会社、
決して派手な展開をしているわけではないのに利益を大きくしている会社―、
そのような企業に共通して見られる新たな”経営の軸”とは一体何なのか?
その答えを探しに、「年輪経営」で知られる伊那食品工業へ取材に行ってきました。
●二宮尊徳の教えにもある「遠きをはかる経営」を実践し、
常に”未来への種まき”として商品開発や社会貢献活動、
寄付活動などを通して”会社のファンづくり”に注力している
●「いい会社をつくるための十か条」を掲げ
「人間として成長させる」教育方針を貫いている
●会社の敷地を整備し「かんてんぱぱガーデン」として
地域住民・一般客へ無料開放。草木のせん定や清掃などの維持は、
社員が自主的に行なう。
・・・このような「社員の幸せを実現する」という
ESを軸とした経営を貫くことで、
会社のブランディング効果を生み出し、共感資本が増え、
持続的に成長する、という流れを創り出している伊那食品。
中小企業の経営のあり方として、
大きなヒントをいただいたような気がしました。
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