「人事を制する者は経営を制す」

動物園と経営の考え方


Good jobプロジェクト on日光街道 の中の
11月20日開催「グリーン・フェス」で、
移動動物園を呼びます!


doubutsu.jpg

そのため、最近は、
動物の見せ方や子どもと動物のふれあいの方法について
考えています。

動物園について学ぼうと思い、
本を探していたところ、
「経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある 未来のスケッチ」
という本を見つけました。


未来のスケッチ.jpg


旭山動物園の経営をテーマにした本で、
廃園の危機から入園者数が12倍になった秘密は14枚のスケッチにある。
「成長する経営」「強靭な経営」のあり方を明かしています。


この本のなかで、旭山動物園の園長である坂東さんが
人づくりについてのインタビューでこたえたお話が印象的でした。

「うちは『串団子』なんです。
団子ひとつずつをみれば、大きい、小さいといろいろある。
大切なのは、それぞれの団子が一本の『軸』に刺さっていること。

『軸』に刺さっていれば大きい、小さいは個性であり、
その個性は活かせばいい。」


お団子一つひとつは、
大きさ、形、味も違うものでよい、その個性を認める。
無理に揃えたり、整えたりはしない。

ただそれが違う方向へ向いたままでは、組織として機能しません。

それが一本の串に刺さっている、
つまり同じ方向を向き、連なるための『軸』。
理念、価値観、ビジョンという「串」に
個々の「団子」が連なることで、一人ひとりが発揮する力が
全体方向へと向かっていくのです。


旭山動物園では、
命の輝きを伝えるというゆるぎない「串」によって貫かれ、
『串団子』としての組織にするため、
「団子」を型にはめるのではなく、
個々に眠る持ち味を引き出す人づくり、仕組みがあります。


これは、
動物園だから、命の輝きを伝える現場だから、
という訳ではなく、すべての組織に言えることであり、
大切な考え方だと思いました。

この考え方を普段自分がはたらく中で、意識して実行するだけでなく、
Good jobプロジェクト の参加者さんや、
グリーンフェスに来るお子さん、お客さんにも伝えていければと思います。

動物園だけでなく、
他の出店ブースも準備に大忙しです。

本番に向け、今日も夢を膨らませます!!





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