蝦原部長がねぶた祭りに行ってきたそうで、
その感想をご紹介いたします。
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先日東北四大まつり最大の火祭り「ねぶた」へお客様に誘われていく。
お客様のご好意で着付けをしていただき祭りの渦中へ、「はねと」としていざ!
体全体をゆるがすドン、ドンという音は、
威風堂々としたねぶたの大龍の山車そのものの鼓動の音。
その鼓動の音にあわせ祭りに参加しているはねとの僕らは、喚起の声ではねまわる。
はねとは、無数の鈴を衣装につけるているのだが、はねとが、とびまわると
大龍の鼓動とともに鈴の音がいっせいに鳴り響く。
先日、矢萩先生から、
「これからの経営はトップダウンでもボトムアップでもない創発を中心とした
共進化こそが、マネジメントの中心になる」
と教わったが、まさにこの状態こそが、共進化ではないか!
個の挙動が全体の性質をボトムアップのプロセスとして生み出し、
全体の性質が個の挙動に影響を与える
トップダウンのプロセス
まさに、双方向からの主客入れ替わっての瞬時のマネジメント。
このマネジメントには、個人への簡単な決まりと、ファシリテーション役が、
必要になってくる。これだけのシンプルな決まりごとが、
実は全体へのダイナミックな秩序を作り出す。まさに自己組織化の流だ。
さあ、このまつりはどうだろう?
僕の衣装と鈴、そして太鼓の音と共に飛び回る。
そして「らっせらぁ!らっせら!」の大声を張り上げるファシリテーション役がいるではないか?
僕が祭りの性質をつくり、この祭り全体が、僕らは、さらに祭りの渦中へと酔いしれる。
僕が全体で、全体が僕で・・・・
そうか、これが究極の経営なのだと
さあ、祭りに参加するぞ!
そのとき
真っ赤に燃える大龍と目が合った。さっきまで「シャン、シャン」と鳴っている僕の鈴の音から、
大龍の大きな雄たけびが天にむかって「ワー、ワー」と叫んでいるではないか。
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