先日、人事・労務さん主催の「ESマネジメント5つのステップ講座」と銘打った、
管理職の方々に向けた組織のリーダーの在り方についての講習会に参加しました。
講習会の冒頭で、人事・労務の矢萩さんが語った内容の中で
是非皆さんに伝えたい話がありましたので、一部抜粋して紹介したいと思います。
以下 矢萩さん談(一部抜粋)--------------------
これからの企業に、そしてリーダーに求められるもの、
それは、商品を生み出すにいたったストーリーや理念そしてそれに対する共感です。
「死んだ地球で儲かるビジネスはない」
これは、ディヴィット・ブラウアーの言葉ですが、
今の世の中では、ただ高品質、低価格の商品をつくりだすだけでは市場に認められません。
例えば、グリンピースによる衝撃的な映像を用いて行った、
キットカットのネガティブキャンペーンからは、
営利団体ではない、一般の意思として環境破壊を行う商品は
認めないという強い意思が見て取れます。
これからの時代、いかに社会や環境にやさしいかという事が
企業にとっての大きな競争軸となるわけです。
そこに共感した消費者がその企業を支持するのです。
さらに、持続可能経営を目指すならば、多くの若者の共感を得る事が重要です。
何故なら、社会を変えるのは経営者と若者であるからです。
多くの若者の考え方が、環境や社会に向いている事は、
例えばアメリカの就職ランキングからもみてとれます。
このような、人や社会や環境にやさしい「志」をもった経営者のもとに、
多くの若者が集う。
そして若い社員が、経営者や管理職の志を、多くの「対話」の中で共有し、
高いモチベーションを持続させる。
こうして、持続可能経営が実現されていくのです。
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これはあくまで簡略化した内容ですが、
他にも、「対話」とは何か、「地球意識」とはなにかというような話から、
実際にこのような「志経営」を実現している会社の紹介まで、
今後、経営を行なっていく上での大きな指針になるような
素晴らしい考え方を教えていただいた貴重な一日となりました。
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