「日本人の心」それは昔から、質素で物を大切にし、
思いやり・協力・調和、などを重んじたといわれています。
『おもてなしの心』もそうだと思います。
このゴールデンウィークに沖縄に行ってきました。
そして古い『城跡』を見てきました。
城跡からの景色
城跡は丘の上にあり、結構急な石の階段を何段もあがらなければなりませんでした。
沖縄の日差しは結構強く、ちょっとしたトレーニング!
でもその階段にはちょっとした工夫がありました。
3段上がっては平らな部分が少しあり、
次は4段上がっては少しの平地…
5段上がっては・・・・6段上がっては・・・・
「はぁ~このちょっとした平地が楽だ~」なんて話ながら登っていたら、
あっと言う間に丘の上の城跡到着!
高台にある城跡は、沖縄の山や海が一望できる絶景ポイントでした。
ひとしきり城跡を見学した後、またあの長い階段を下っていると、
観光ガイドの方とすれ違いました。
その方はこの階段について、こんな事を観光客の人たちに説明していました。
『この階段は、ちょっとしたおもてなしの心があります。
三段登っては平地、四段登っては平地、と
ほんの少しの平地を挟んで登る段数を増やす事で
訪れる人が楽に丘のうえまで登れるようにしているんです』と・・・・・・
っん!?
私さっき登りながら同じセリフを自然に言っていた!?
観光ガイドさんの話を聞くずっと前に
私はガイドさんの話を、実体験していたんですね!
昔の人の『おもてなしの心』=そこに訪れる人への思いやりの心、
それがちゃんと私に伝わっていましたよ。
誰からこの説明を受けるわけでもない私が、『楽だ~』と感じていたわけですからね。
『おもてなしの心』=「時代を越え、言葉なんてなくても、心に伝わるもの」です。
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