毎回成績がトップの女の子がいました。
その子のお母さんに理由を聞いたそうです。
そしたら意外な返答が。
「ただ『今日はどういう勉強してきたか』を聞くだけ」と。
そのお母さんはあまり勉強のできる環境になかったために「習った勉強を教えて」と子供にお願いしているんです。
そうするとその子は先生の話を聞くときにどうやって母親に教えようか考えながら聞くために“聞く姿勢”が異なりますよね。
教えるために頭の整理もする。
つまり“アウトプットを意識してインプット”しているんです。
自然にアウトプットとインプットを繰り返し、その子の知識となっているんです。
量質転化って言葉があります。
これは、量をこなしてるうちにできるようになるということです。
天才といわれている人は、最初から天才なのではなく、努力をしてとにかくやっているのだそう。
有名な作曲家は、とにかく人の何十倍も数多くの曲を書き、有名画家も何十枚、何百枚の絵を描いているうちに、その人にしかできない技術が生まれるのだと言います。
量が“実”になるんですね。
そういえば、以前、読んだイチローの本に「無意識に出来るようになるまで練習する」と書いてありました。
力の入れ具合や角度を意識して練習を積み重ねることで次第に無意識に出来るようになる。
要はは意識して実践し、無意識に出来るようになるまで練習を繰り返す、と言うことが大切なんですね。
そうして、使ったり、やってみてできるようになったものは、今度は自分だけの知識ではなく誰かと共有していく。分かち合っていく。
それがひとつのサイクルになって、みんなが幸せを共有できるサイクルとなっているのだ、と篭池先生はおっしゃっていました。
例えば部下に自分の持っている知識、経験して得たノウハウをどんどん伝えていく。
そうすれば部下と共有できて、その課全体の“成幸サイクル”となりますよね。

コメント
非常に勉強になります。
InputとOutput。
Teach is Learning.
十分理解しているつもりで、でも、そのOutputを部下に、後輩に、新入社員に意識させるためにはどうすればよいのか。
そのヒントを頂けたような気がします。
投稿者 だいはつ : 2006年09月26日 19:32
> だいはつさんへ -----------------------------
コメントありがとうございます。
インプットするにはアウトプットが必要。
アウトプットをするためにはインプットが必要。
どちらもその一面をみるのではなく、その両方が必要に
なるんですよね。
ただ教えるのではなく、本人にアウトプットを意識して
もらいながらインプットしてもらうことが必要なのでは
ないでしょうか。
実践するのはなかなか難しいですが、少しずつでも繰り返し
やり続けることが重要なんでしょうね。
投稿者 西園寺千代 : 2006年10月15日 21:03
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