さて、社員旅行から帰ってきた私。
いよいよ本格的に就業規則を作らなくては・・。
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そこで、百瀬社長に紹介されて、『会社が得する就業規則』
というタイトルのセミナーに行ってきました。
講師は矢萩先生。会場には、書籍を持った方々で満員状態でした。
ざっと、300人くらいはいたような・・
内容は、行政からの就業規則のひな型や親会社の就業規則を
自社でそのまま使っていることの危険性についてのお話でした。
ウケウリの就業規則は、他の会社で使ってるものなわけだから、
たしかに間違ったことは書かれてないと思うけど、
就業規則は、従業員と会社の約束ごとが書かれたもの。
他の会社の約束ごとを そのまま使うなんて、マズいですよね。
たとえば、従業員が病気等で休職することになった場合。
休職期間ひとつにしても、3年くらいの長期の休みを設けている
会社もあれば、3ヶ月とか半年程度の期間を設定している会社
もあります。
社員にしてみれば、休職期間は長いほど雇用も保証されて
いるのだから、まずは安心かもしれませんが、会社にとって
は、その間も社会保険料を負担しています。
当然、会社の規模等によって、負担できる限度が変わって
くるわけで、だから、大企業の約束ごとを中小企業がそのまま
使ってたら、中小企業じゃ大変です。
それと、もう1つ。
中小企業にあって、大企業にはないもの。 それは、
“ 社長が、従業員みんなの顔を知っていること。 ”
これ、すごく大切なことです。
企業のなかには、隣の部署で働いている人の名前を知らない
って言う人もいるけど、中小なら会社のトップの社長が1人
ひとりの従業員の顔や性格もわかってたりする。
だから、就業規則をつくるときも、
1人ひとりの従業員のことを思いながら、みんなの幸せを考えて、
規則を作っていけるんです。
就業規則は、企業のバイブルにしなくちゃいけないんだ、という
考えのもとに、矢萩先生は自ら ‘ 社内ルールクリエイター ’と称して
600以上の規則を作ってきたそうです。
これまでの就業規則とは まったく違っていると感じました。
行政に提出するだけのものから、裁判に勝つため、
そして、モラールやモチベーションの向上につながるものを
就業規則で作れたらいいですよね。
私の会社でもぜひ作ってみたい!
こんな素敵な就業規則なら、みんなも仕事するのが
どんどん楽しくなるんだろうな
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裁判に立ち会ったり、行政から是正勧告を受けて1億円以上
の支払い命令がある場合もあるそうです。
そんな時は、弁護士さんと組んで会社の間にはいり、実際に
1億円を数百万円までにしたこともあったみたい。
就業規則1つでこんなに会社に大きな影響を与えるんですね。
そしてプロとしての社労士さんの力もすごいですね。
コメント
社員一人ひとりを思い描いた就業規則
とってもすてき!
これからは、雛形だけの、形だけの
就業規則なんて、ダメなんですよね。
投稿者 りか : 2006年08月27日 22:00
---> りかさんへ -------------------------
コメントありがとう!
私も、りかさんとおんなじ思いだわ。
ただ単純に、ひな型なら 本やネット上にいっぱいある
けど、そんな形だけの機械的な就業規則なんて、何だか
社員に冷たい感じがしてしまう。
就業規則を見れば、社長やみんなのいろんな想いが込め
られてた方が、もっと会社が楽しくなるんじゃないかな
って思います。
りかさんに想いが通じて嬉しいな。
ありがとう。
投稿者 西園寺千代 : 2006年08月27日 23:43
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